平成28年11月29日に、今年度「地域づくり活動支援体制」として、全国で選ばれている6つの支援体制が一堂に会して、交流会を開催いたしましたので、その様子をご報告いたします。

日時:平成28年11月29日(火)12:30~18:00
場所:フクラシア東京ステーョン会議室 6階A(東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル)
https://www.fukuracia.jp/tokyo/access/
地域づくり支援ネット交流会

1.基調講演

○永沢 映 氏(NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター 代表理事)
団体URL:https://cb-s.net/
永沢氏は、全国各地でコミュニティビジネスの事例調査・研究を実施し、実際に地域に入りコーディネートや支援を行っておられ、コミュニティ再生を通じて、その活動の利益を地域に還元することを大事にしながら、地域雇用の安定・生き甲斐づくり・地域活性化など、地域課題の解決や地域社会の充実・発展にも貢献されています。
基調講演では、全国の先進的、特徴的な取組を行っている中間支援団体の事例もいくつかご紹介頂きながら、地域づくり活動において中間支援体制に求められる役割、地域に利益が還元されるような公益的な役割を持つ地域ビジネス創出のあり方やそれに対する中間支援のあり方等についてお話をいただきました。
1.基調講演

2.情報提供(過年度の事業実施者からの活動報告)

①ニセコ羊蹄山麓体験型ツーリズム推進協議会(北海道倶知安町)

団体URL:http://www.decnet.or.jp/
○中前 千佳 氏(一般社団法人北海道開発技術センター 調査研究部 研究員)
平成27年度事業において、地域資源を生かした新たな体験型観光ツアーの造成や地域特産品を使ったスープの開発、販路開拓、広報等を支援し、地域のブランド力向上に貢献されました。
情報提供では、中間支援において、担い手の方に寄り添う支援の難しさや、どのような苦労や工夫をしてブレイクスルーしたか等についてお話いただきました。また、現在は担い手が自立的に活動を展開されている様子もご報告いただきました。
①ニセコ羊蹄山麓体験型ツーリズム推進協議会(北海道倶知安町)

②峡南地域活動支援協議会(山梨県峡南地域)

○窪田 真弓 氏(NPO法人富士川・夢・未来 事務局)
団体URL:http://www.npofujikawa.net/
平成26年度事業において、棚田(耕作放棄地)で栽培された「棚田米」を活用した新商品の開発に取り組む地元の団体に対して、新規商品開発や販路開拓支援、プロモーション支援等に取り組み、団体の自立化や地域コミュニティの活性化に貢献されました。
情報提供では、担い手の自立を重視して、事業性や採算性への意識づけ等を通じて担い手の主体性を育てていった点、現在、支援対象の広がりにつながっている点等について、苦労や工夫を交えてお話いただきました。
②峡南地域活動支援協議会(山梨県峡南地域)

3.各体制からの進捗状況(中間地点)の報告

各体制から、現在の中間支援の取組状況や、担い手の様子、苦労している点や今後の予定等についてご報告いただき、永沢氏、中前氏や窪田氏も交えて意見交換を行いました。ここでは、ご発表時の資料を掲載しています。
夕張のあらたな魅力の発掘・発信に向けた中間支援コンソーシアム(北海道)
田舎館村地域づくり活動支援協議会(青森県)
金沢ソーシャルベンチャー推進協議会(石川県)
信州上田産ブランディング協議会(長野県)
安芸高田「元気なまちづくり」支援協議会(広島県)
久留米絣ブランド推進・商品開発協議会(福岡県)
※地域づくり活動支援体制一覧

夕張のあらたな魅力の発掘・発信に向けた中間支援コンソーシアム(北海道)

田舎館村地域づくり活動支援協議会
(青森県)

金沢ソーシャルベンチャー推進協議会(石川県)

信州上田産ブランディング協議会(長野県)

安芸高田「元気なまちづくり」支援協議会
(広島県)

久留米絣ブランド推進・商品開発協議会
(福岡県)

4.全体セッション(6つの体制を中心とした意見交換)

全体セッションでは、以下に示す5つのテーマについて、自由に意見交換を行いました。多くの参加者から、中間支援における悩みやアイデアが出されて、今後の地域づくりや中間支援の参考となるような気づきや学びが得られる機会となりました。

①地域ビジネスを生み出すための視点、都市部の人材や資源、資金を地方部に呼び込む工夫
②中間支援活動の継続に向けて
③担い手の育成を見すえた地域ビジネスの構築
④中間支援の評価のあり方
⑤地域づくりや中間支援における公益性のあり方
○5つのテーマごとに出された主な意見