平成27年度団体のこれまでの活動状況をお知らせいたします。
各団体の詳細の状況は、地域づくり支援ネットfacebookでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

① ニセコ羊蹄山麓体験型ツーリズム推進協議会(北海道倶知安町)
~ニセコ・羊蹄山麓における雪と農の体験型ツーリズムを活用した新たな着地型観光のコンテンツ開発に対する中間支援活動~

NPO法人WAOニセコ羊蹄再発見の会と株式会社ニセコファームは、1年を通じた魅力的なツアー商品の開発を目指す雪はねボランティアツアーや農作業体験の受け入れ等を行っています。それらの団体に対して、どんなツアーなら人が集まるのか、人を集めるための広報・PR手法はどのようなものか等について都市部の人を対象としたマーケティング調査を行い、その結果を踏まえたツアー企画への助言等を行いました。そして、秋には酒米刈取り体験や酒蔵見学のツアー、冬には雪はねや雪野菜掘り体験のツアーをそれぞれ2回ずつ実施しました。

また、新たな商品開発を目指すくっちゃんアンテナショップ運営推進協議会や有限会社二世古酒造に対しては、どんな商品が売れるか、どんな付加価値がつけられるか等について専門家のアドバイスや商品企画ワークショップ等を行い、地元のじゃがいもを使ったスープや地元のお米を使った高品位の日本酒の開発に結びつけました。

② まちなみ・蔵庭プロモーション協議会(福島県喜多方市)
~まちなみと蔵庭を活かした「駅~まちなか」をつなぐプロジェクトに対する中間支援活動~

蔵のまち喜多方を代表する甲斐本家を活かした景観づくりや空家・空き店舗の活用に取り組む上町まちづくり協議会等に対し、専門家派遣によるまちなみづくり会議の開催や、PRのためのロゴ・サインやブックレット作成の支援を行いました。

また、小中高、大学生を交えたワークショップを開催し、得られた意見・提案を踏まえ、古民家を「我が家」のように愛着を持って活用してもらえるような多目的スペース「上町我家」を整備しました。

空家・空き店舗の改修においては、情報を提供し、改修プランの検討の支援を行うとともに、店舗で扱うメニューとして、トートバッグやペンギンドリンク、ペンギンパンなどのオリジナルプロダクトグッズを作成しました。

③ 銚子円卓会議(千葉県銚子市)
~健康寿命の延伸につながる地域づくり活動を「見える化」「地域ぐるみ化」する中間支援活動~

それぞれの活動を通して地域の課題である「健康寿命の延伸」に取り組む3団体(体に良い地域食材やライフスタイルの提案までを行う海と月のグリーンマーケットin銚子、海を活かした感動体験により心の健康づくりに寄与するイルカウォッチングを行う(有)銚子海洋研究所、恵まれた自然を満喫できるサイクリングイベントの開催に取り組むNPO法人銚子スポーツコミュニティ)に対して、銚子円卓会議の各構成主体の専門性を活かした助言、情報提供を行いました。

また、それらの団体の活動への寄付(応援者)を募るため、インターネットサイトを構築し、団体の取組内容や地域通貨による団体への寄付状況を可視化するとともに、リーフレットの作成・配布やローカルクロスメディアを通じた広報支援、寄付端末の改良等の支援も行っています。

加えて、まちづくりと健康等をテーマとしたまちづくりワークショップ(3回開催)を通じて、市民と団体及びその活動の間に交流が生まれたことにより、まちづくりや地域づくり活動を真剣に考える機運の醸成につながっています。

④ うおづ地域づくり協議会(富山県魚津市)
~魚津地域における地域産品を活用した商品のブラッシュアップ等に対する中間支援活動~

担い手であるNPO法人三太郎倶楽部は、地域のブランド力向上を目指して、質の高い地元産品を紹介・販売するカタログギフトの開発を目指している若手事業者の集まりです。この団体に対して、質の高い商品を開発する地元事業者の情報提供を行うとともに、商品のブランド力向上に向けた商品のストーリーやコンセプトづくり、パッケージデザイン等に対してデザイナーとともに助言、指導を行いました。そして、ライターやカメラマンとも連携してひとつひとつの商品を磨き上げて、高品位な地元商品が並ぶカタログギフト第1号が完成しました。

2月12日には、東京都千代田区のワテラスマルシェに出店し、カタログ掲載商品の販売を通じて、魚津の魅力を発信しました。

⑤ 松阪商人サポート隊(三重県松阪市)
~”豪商のまち”をテーマに新たな資源活用ビジネスを創造する中間支援活動~

地元で様々なツアー等を企画している団体「まさかのまつさか」は、より地域と連携した新たなツアーの開発を目指しており、この団体に対して、地元事業者や専門家が参画するサロンを開催し、意見交換や助言・指導を積み重ねてきました。そして、1月下旬と2月初旬には地元の特産品等が味わえる食べ歩きツアーを実施し、課題の抽出や改善方策を検討しました。現在は専門家による個別相談を通じて、新たなツアーのブラッシュアップに取り組んでいます。

また、広く一般から新たな地域の担い手を掘り起こすことを目的として、説明力や対話力、売れる商品のコンセプトづくりやデザイン等が学べるセミナーを5回開催しており、その中からより意識の高い参加者には、新規事業アイデアの具体化に向け、有識者や消費者を交えたワークショップも開催しました。

⑥ おかやまマルシェ起業支援協議会(岡山県岡山市)
~地域のつながりと可能性を伸ばす小商いの苗床「市場・マルシェ」の起業支援とネットワーク構築のプロジェクト~

地元商店街の活性化や観光交流の増加等を目指して、新たなマルシェの立ち上げを検討している地元事業者(商店街でゲストハウスKAMPを運営)を対象として、マルシェの立ち上げ・運営に係るノウハウの提供や指導を行ってきました。また、岡山市内で既に開催されている7つのマルシェや市の運営状況や課題等を把握してデータベース化を進めるとともに、お互いの関係づくりも進めてきました。

中山間地の事業者の販路開拓や都市部との連携にも重点を置き、中山間部の農家等が新たに立ち上げるマルシェに出店できるような出店者の掘り起しやコーディネートも支援しました。

新たなマルシェの第1回開催が2月20日に控えており、7つのマルシェや市と連携することを目的としたマルシェ協会の発足も2月29日に予定しています。

⑦ 山口市阿東地福地域拠点づくり協議会(山口県山口市)
~山口市阿東地福地域における見守りサービスを利用した新たな拠点ネットワーク化に対する中間支援活動~

地域でスーパーを運営するNPO法人ほほえみの郷トイトイに対し、移動スーパーと同時に行う高齢者の見守り等サービスの企画・システム開発等の支援を行いました。サービスの内容や費用面などに関する高齢者の子息のニーズをアンケート等で把握し、その結果を踏まえた助言等を行うことで、地域ビジネスとしての可能性の検証も実施しています。

また、見守りサービスを通じて、高齢者の子息とのネットワークを構築し、そのネットワークを活用した新商品開発や販路開拓等の地域ビジネスを展開していくこととしており、その第一弾として、真空パックの惣菜をトイトイブランドとして開発しました。トイトイブランドは、地域の課題解決による満足度の向上や地域の新しい価値の創造を目指すものであり、そのコンセプトを表したブランドロゴの作成も行っています。